椿本チエインの子会社ツバキE&Mが発売した「つばきエクトフレックスカップリングNERシリーズ」は、伝達可能トルクが同社従来品比で5割高く、取り付け時間は半減できるディスク形カップリング(軸継手)。水インフラや化学プラント向けポンプ、工場の冷却塔に加え、プレス機、自動車試験装置などでの採用も見込む。
ディスク形カップリングはモーターの駆動軸とポンプ側などの従動軸をつなぎ、動力を伝達する機械部品。構成部品のディスク(板バネ)形状とボルト本数を最適化し、外径が同じ他社競合品比で伝達能力は約3割高い。
この度は栄えある賞をいただき、感謝と喜びの気持ちでいっぱいです。心より御礼申し上げます。
近年、軸継手へのニーズは多様化が進み、私共は「コンパクトかつ大容量のトルク伝達」を可能にし、「取り扱い易さ」も重視して開発に取り組みました。小型化と大容量トルク伝達の両立するため、基幹部品のディスク形状最適化を実現するとともに、あらかじめディスクを組み付けた状態で出荷する独自の「センタアッセンブリ構造」で、お客さまでの組み付け工数を半減することに成功しました。
今後も変化する市場ニーズにタイムリーにお応えすることで、お客さまのモノづくりに貢献してまいります。