ご挨拶
2007年9月に、モノづくり日本会議(旧:モノづくり推進会議)が設立されて以来、リーマンショックに揺れた第1期(2007年~10年)、東日本大震災により社会、経済ともに大打撃を受けた第2期(2011年~2014年)の8年間が経過しました。この間、日本のモノづくり産業は大きな転換、変革を果たしてきました。
「モノづくり日本会議」は、モノづくりに携わるたくさんの方々をネットワーク化し、モノづくりの未来を展望、新たな価値を生み出すプラットフォームの役割を担い、「モノづくり風土、文化の醸成」、「人口・環境・資源など制約への対応」をキーワードに、持続的に成長可能なモノづくり社会、世界から尊敬される日本ならではのモノづくり文化の醸成を目指しており、現在、共同議長企業7社、常任幹事会員企業19社、幹事会員企業39社、一般会員企業32社を始め、賛助会員企業や連携団体等を含め2,000社を超える、モノづくりに特化した世界でも類を見ない組織となっています。
第2期の2014年度(2014/10~2015/9)は、より一層日本のモノづくりの未来を考え行動しなければならないという声の高まりを背景に、「グローバル競争力強化関連事業」と「新産業・ビジネス創出/ビジネスモデル構想力向上検討事業」の2つの事業を主軸に、検討会やシンポジウム、顕彰事業などを通じて、わが国モノづくり産業の強化に役立つ実践的な活動を展開しています。
本会議の事業の実施に際しては、先進的な技術やノウハウを有する会員企業をはじめ、様々な関係機関のご協力をいただきながら、モノづくり産業がさらに発展していけるよう活動を展開しています。
第3期の節目を迎える2015年は、わが国のモノづくり産業が直面する環境がさらに厳しくなる中で、日本のモノづくりを守り、目の前にある課題を克服するための活動を充実させるとともに、さらに発展するという強い決意のもと、多くの皆様とともに、日本のモノづくりを強めていく事業展開を推進して参ります。
今後、モノづくり日本会議は、日本のモノづくりを、さらには世界のモノづくりをけん引する力強い組織へと発展していかなければなりません。皆様の活動や取り組みが日本のモノづくりの未来を切り拓いていきます。
ともに考え、発言し、行動していただけますよう、当組織の入会をご検討頂ければ幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
モノづくり日本会議 事務局