「MI(マテリアルズインフォマティクス)シンポジウム 多機関による材料データ相互利用の最前線」
関西- 開催日時
- 2024年3月28日
- 開催場所
- 大阪市中央区
お申込を締め切りました
材料各社ではマテリアルズインフォマティクス(MI=データを駆使した材料開発)がスタンダードになりつつあります。多くの大学、研究機関、企業がマテリアルデータをボーダレスに活用できる仕組みづくりが国の事業としても進んでいます。また、独自の材料分析プラットフォームを提供する企業も出てきました。MIの活用事例、背景にある考え方、その一例としてトヨタ自動車の「WAVEBASE」を紹介します。
これらのプラットフォームを利用することで、MIの先にはデータの相互利用・活用の道が広がります。内閣府の「マテリアル革新力強化戦略」においても、我が国のマテリアルの強みが大きな危機にある現状等を受け、素材立国日本の再生が叫ばれています。オールジャパンでの”モノづくり日本”の強みを活かすために、産業界とアカデミアが危機感を共有し、一体となり何をすべきなのか、今、具体的な行動が求められています。
本シンポジウムではアカデミアの視点からデータ駆動型磁性材料研究の示唆をいただきつつ、“勝つためのデータ駆動型研究”を進める上での諸課題の議論を先行企業と共に深めます。
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■WAVEBASEとは
https://www.toyota.co.jp/wavebase/
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【開催概要】
日時:2024年3月28日(木)13:40~16:40(開場13:10)
会場:日刊工業新聞社 西日本支社10階会議室
参加費:無料、事前申込制
定員:100名
参加証:参加登録された皆様には、参加証をメール送付します。
主催:モノづくり日本会議
○会場案内〇
場所:日刊工業新聞社 西日本支社10階会議室
住所:大阪府大阪市中央区北浜東2-16
アクセス方法はこちら
(地下鉄谷町線、京阪電車『天満橋駅』より徒歩5分程度。直接10階にお越し下さい)
【プログラム】
◆13:40-13:45
主催者挨拶 日刊工業新聞社より
(Ⅰ)講演
◆13:45-14:05
(講演1)基調講演1:アカデミアの視点から
「AIとロボットが切り拓く次世代材料開発」(仮) 大阪大学大学院 工学研究科
物理学系専攻 応用物理学コース 先端物性工学領域
教授 小野 寛太 氏
◆14:05-14:25
(講演2)基調講演2:アカデミアの視点から
「産総研のデータ駆動型材料研究開発」(仮)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
材料・化学領域 連携推進室 室長 三宅 隆 氏
◆14:25-14:45
(講演3)方法論の提示
「MIとDX WAVEBASEによる潜在空間の活用」 トヨタ自動車株式会社 先進データサイエンス統括部
WAVEBASEプロジェクト
プロジェクト長 庄司 哲也 氏
◆14:45-15:05
(講演4)ユーザー事例1
「先端実験施設ビックデータ解析と異分野連携でのモノづくりへの気づき」(仮) 住友ゴム工業株式会社 先進技術・イノベーション研究センター
センター長 岸本 浩通 氏
◆15:05-15:25
(講演5)ユーザー事例2
「WAVEBASEを活用した省ネオジム磁石の開発」(仮)
愛知製鋼株式会社 未来創生開発部
チーム長 山崎 理央 氏
◆15:25-15:45
(講演6)特別講演:材料データ相互利用への提言
「材料の多用途展開、新材料探索のための材料データの相互利用」 トヨタ自動車株式会社 先端材料技術部
部長 平田 裕人 氏
◆15:45-16:00休憩(15分)
◆16:00-16:40
(Ⅱ)トークセッション
講演者の皆様
司会:日刊工業新聞社 科学技術部 記者 小寺 貴之
…各講演におけるQ&Aを糸口に議論を深めます。