「自動運転レベル4で拓く新時代の無人移動サービス」(新モビリティー研究会)
関東- 開催日時
- 2022年9月29日 13:00
- 開催場所
- リアル・オンライン 同時開催
2022/09/28 13:30
2022/09/29 11:40
視聴用URLをお申込みのメールアドレスへお送りしました。
タイトル:[視聴用URLのお知らせ]9月29日開催 「自動運転レベル4で拓く新時代の無人移動サービス」
Fromアドレス : monodzukuri@media.nikkan.co.jp
※申し込みを締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。
【開催主旨】
政府は2022年度にも改正道路交通法を施行し、特定条件下で完全自動運転が可能な「自動運転レベル4」の公道走行を解禁する方針です。2025年に40カ所以上、2030年までに100カ所以上で自動運転による移動サービスを目指す計画です。既に米国や中国では、自動運転レベル4の無人移動サービスを商用化しており、市場の拡大が期待されています。
本セミナーでは、社会実装に向けた産学官連携、政府の取り組み・方針、自動運転バス運行による経済効果、国内外の開発動向などを紹介し、レベル4解禁後の展望を探っていきます。
◆開催概要◆
開催日程:2022年9月29日(木)
開催時間:13:00~16:00
開催場所:東武ホテルレバント東京 4階「錦」
(東京都墨田区錦糸1-2-2)
地図:https://www.tobuhotel.co.jp/levant/access/
開催方法:リアル開催及びZoomによるオンライン開催
参加料:無料
定員:リアル開催70名、オンライン開催200名
※オンライン開催に参加登録された皆様には、ZoomのURLを開催前日までにメールにて
お知らせします。
登録締切:9月27日(火)17:00
主催:日刊工業新聞社、モノづくり日本会議
◆プログラム◆
▶講演1 13:00~13:30
自動運転レベル4の社会実装に向けた取り組み -産官学連携の動向と展望
【概要】本年、道路交通法改正案が成立し、遠隔監視のみのレベル4自動運転が、「特定自動運行」として定義され、社会実装されることになりました。これにより、運転手が不要、運転免許も不要という新たなモビリティ車両が実現し、地域住民のための移動サービスとして社会実装が期待されています。経済産業省・国土交通省の自動走行ビジネス検討会での検討を経て、RoadToL4プロジェクトが開始され、永平寺町、日立市、柏市を筆頭に、2025年に向けて全国展開を目指しています。このような産官学連携の取り組みを紹介するとともに、現在東京大学等で進められている柏の葉地区における長期営業実証実験や、経済産業省のCool4プロジェクトによるインフラ協調の検討状況についても紹介します。
【講師】東京大学教授 モビリティ・イノベーション連携研究機構長 生産技術研究所 次世代モビリティ研究センター 須田 義大氏
【プロフィール】1982年東京大学工学部機械工学科卒業、同大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程修了(工学博士)法政大学を経て1990年東京大学生産技術研究所助教授。カナダ・クイーンズ大学客員助教授を経て現在、東京大学生産技術研究所教授、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長。
専門は制御動力学。鉄道、自動車などの交通システムに関する研究に幅広く従事。鉄道総合技術研究所理事・評議員、ITS Japan理事、自動車技術会 理事・副会長、日本鉄道技術協会理事や政府の審議会等の委員を歴任。
▶講演2 13:35~14:05
CASEトレンドと自動運転に関する経済産業省の取組・方針
【概要】現在、世界の自動車業界では100年に一度といわれるCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング&サービス、電動化)革命に直面しており、とりわけ自動運転については各国で開発競争が激化しています。我が国では、交通事故の削減、高齢者の移動手段の確保、ドライバー不足の解消などを目指して官民が取り組みを進めており、昨年、福井県永平寺町で自動運転レベル3の無人自動運転移動サービスを実現したほか、世界初となる自動運転レベル3の乗用車が発売されました。制度面での整備も進み、本年4月には自動運転レベル4サービスを可能とする改正道路交通法が成立しました。今後は、2025年に40カ所の自動運転移動サービスの実現、高速道路での自動運転レベル4トラックの実用化などを目指しており、経済産業省、国土交通省は、昨年9月より「自動運転レベル4等先進モビリティサービス・研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」を開始しました。
【講師】経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室 室長 福永 茂和氏
【プロフィール】2002年に経済産業省入省後、自動車産業、エネルギー、国際標準化、クールジャパンなどの政策に携わり、米国留学、在上海日本国総領事館領事、在中国日本国大使館参事官などを経て、2021年7月より現職。ITS・自動走行、MaaS(乗り物のサービス化)などの推進に取り組み、同年9月より自動運転レベル4等の先進モビリティサービスの実現・普及を目指すプロジェクト「RoAD to the L4」を立ち上げた。また、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局SIP自動運転サブリーダーも務める。
▶講演3 14:10~14:40
自動運転バス実用化達成による効果
【概要】BOLDLYは、国内外の自動運転バスの実証を数多く達成してきたトップランナーです。24種類以上の自動運転バスとシステム接続する運行管理プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を提供するとともに、120回以上の自動運転バスに関する実証経験を有します。これまでに、羽田空港に隣接する大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(HICity)」と茨城県境町の二カ所で自動運転バスを実用化し、1年間以上の安定稼働を達成しました。HICityでは、累計5万人以上が乗車し、大田区民の自動運転バスの体験の場として成果をあげています。今後は羽田空港第3ターミナルとの直通運転を強化し、地域交通への貢献を目指しています。茨城県境町では、累計乗車人数1万人を達成して大きな経済効果を生んだことから、自動運転バスの台数増加と路線拡大を見込んでいます。本講演では、自動運転バスが、地域の既存交通と連携しながらどのような役割を担うのが現実的か、また、そのために現場にはどのような体制を構築する必要があるかを、実際の経験を基にお伝えします。また、地域住民のWell-Beingにもたらす効果について考察します。
【講師】BOLDLY 代表取締役社長 兼 CEO 佐治 友基氏
【プロフィール】1985年生まれ。2009年上智大経済学部卒、ソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)入社。営業部門の施策推進、新規事業の企画・提案などに従事。2016年、SBドライブ(現BOLDLY)を設立し、社長に就任。
▶講演4 14:45~15:15
レベル4の自動運転サービスの実用化を巡る海外主要国の動向
~米中欧における主なプレイヤーの開発動向と社会実装に向けた法規制など~
【概要】海外でもレベル4の自動運転サービスの実現に向けた動きが加速しています。米国や中国の一部地域では自動運転タクシーなどのサービス展開が始まっていますが、欧州でもドイツやフランスが法整備を進め、全土でレベル4のサービス解禁に向けて動き出しています。
本講演では、海外主要国における主なプレイヤーの開発動向のほか、その社会実装を支える枠組みである法整備の状況や、想定されているユースケースなど規制の概要をご報告します。また、新しい技術に対する社会受容性を高める上で重要な要素の一つとなる、事故時の責任の所在や保険の在り方ついても取り上げます。
このほか、SOMPOグループが参画する自動運転の実証実験についてもご紹介します。
【講師】SOMPOインスティチュート・プラス シティ・モビリティグループ 主任研究員 新添 麻衣氏
【プロフィール】2008年に現・損害保険ジャパン株式会社に入社。自動車保険の商品開発に8年間従事したのち、2016年より現職。“CASE”をはじめとした次世代モビリティに関わる国内外の市場動向、法規制等の調査・研究に従事し、官公庁からの調査受託、新聞等への寄稿多数。
▶パネルディスカッション 15:25~16:00
〈パネリスト〉
東京大学 須田 義大氏
経済産業省 福永 茂和氏
BOLDLY 佐治 友基氏
〈モデレーター〉
SOMPOインスティチュート・プラス 新添 麻衣氏
▶講演終了後、名刺交換会を開催する予定です。
2022/09/29 11:40
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タイトル:[視聴用URLのお知らせ]9月29日開催 「自動運転レベル4で拓く新時代の無人移動サービス」
Fromアドレス : monodzukuri@media.nikkan.co.jp
※申し込みを締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。
【開催主旨】
政府は2022年度にも改正道路交通法を施行し、特定条件下で完全自動運転が可能な「自動運転レベル4」の公道走行を解禁する方針です。2025年に40カ所以上、2030年までに100カ所以上で自動運転による移動サービスを目指す計画です。既に米国や中国では、自動運転レベル4の無人移動サービスを商用化しており、市場の拡大が期待されています。
本セミナーでは、社会実装に向けた産学官連携、政府の取り組み・方針、自動運転バス運行による経済効果、国内外の開発動向などを紹介し、レベル4解禁後の展望を探っていきます。
◆開催概要◆
開催日程:2022年9月29日(木)
開催時間:13:00~16:00
開催場所:東武ホテルレバント東京 4階「錦」
(東京都墨田区錦糸1-2-2)
地図:https://www.tobuhotel.co.jp/levant/access/
開催方法:リアル開催及びZoomによるオンライン開催
参加料:無料
定員:リアル開催70名、オンライン開催200名
※オンライン開催に参加登録された皆様には、ZoomのURLを開催前日までにメールにて
お知らせします。
登録締切:9月27日(火)17:00
主催:日刊工業新聞社、モノづくり日本会議
◆プログラム◆
▶講演1 13:00~13:30
自動運転レベル4の社会実装に向けた取り組み -産官学連携の動向と展望
【概要】本年、道路交通法改正案が成立し、遠隔監視のみのレベル4自動運転が、「特定自動運行」として定義され、社会実装されることになりました。これにより、運転手が不要、運転免許も不要という新たなモビリティ車両が実現し、地域住民のための移動サービスとして社会実装が期待されています。経済産業省・国土交通省の自動走行ビジネス検討会での検討を経て、RoadToL4プロジェクトが開始され、永平寺町、日立市、柏市を筆頭に、2025年に向けて全国展開を目指しています。このような産官学連携の取り組みを紹介するとともに、現在東京大学等で進められている柏の葉地区における長期営業実証実験や、経済産業省のCool4プロジェクトによるインフラ協調の検討状況についても紹介します。
【講師】東京大学教授 モビリティ・イノベーション連携研究機構長 生産技術研究所 次世代モビリティ研究センター 須田 義大氏
【プロフィール】1982年東京大学工学部機械工学科卒業、同大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程修了(工学博士)法政大学を経て1990年東京大学生産技術研究所助教授。カナダ・クイーンズ大学客員助教授を経て現在、東京大学生産技術研究所教授、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長。
専門は制御動力学。鉄道、自動車などの交通システムに関する研究に幅広く従事。鉄道総合技術研究所理事・評議員、ITS Japan理事、自動車技術会 理事・副会長、日本鉄道技術協会理事や政府の審議会等の委員を歴任。
▶講演2 13:35~14:05
CASEトレンドと自動運転に関する経済産業省の取組・方針
【概要】現在、世界の自動車業界では100年に一度といわれるCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング&サービス、電動化)革命に直面しており、とりわけ自動運転については各国で開発競争が激化しています。我が国では、交通事故の削減、高齢者の移動手段の確保、ドライバー不足の解消などを目指して官民が取り組みを進めており、昨年、福井県永平寺町で自動運転レベル3の無人自動運転移動サービスを実現したほか、世界初となる自動運転レベル3の乗用車が発売されました。制度面での整備も進み、本年4月には自動運転レベル4サービスを可能とする改正道路交通法が成立しました。今後は、2025年に40カ所の自動運転移動サービスの実現、高速道路での自動運転レベル4トラックの実用化などを目指しており、経済産業省、国土交通省は、昨年9月より「自動運転レベル4等先進モビリティサービス・研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」を開始しました。
【講師】経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室 室長 福永 茂和氏
【プロフィール】2002年に経済産業省入省後、自動車産業、エネルギー、国際標準化、クールジャパンなどの政策に携わり、米国留学、在上海日本国総領事館領事、在中国日本国大使館参事官などを経て、2021年7月より現職。ITS・自動走行、MaaS(乗り物のサービス化)などの推進に取り組み、同年9月より自動運転レベル4等の先進モビリティサービスの実現・普及を目指すプロジェクト「RoAD to the L4」を立ち上げた。また、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局SIP自動運転サブリーダーも務める。
▶講演3 14:10~14:40
自動運転バス実用化達成による効果
【概要】BOLDLYは、国内外の自動運転バスの実証を数多く達成してきたトップランナーです。24種類以上の自動運転バスとシステム接続する運行管理プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を提供するとともに、120回以上の自動運転バスに関する実証経験を有します。これまでに、羽田空港に隣接する大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(HICity)」と茨城県境町の二カ所で自動運転バスを実用化し、1年間以上の安定稼働を達成しました。HICityでは、累計5万人以上が乗車し、大田区民の自動運転バスの体験の場として成果をあげています。今後は羽田空港第3ターミナルとの直通運転を強化し、地域交通への貢献を目指しています。茨城県境町では、累計乗車人数1万人を達成して大きな経済効果を生んだことから、自動運転バスの台数増加と路線拡大を見込んでいます。本講演では、自動運転バスが、地域の既存交通と連携しながらどのような役割を担うのが現実的か、また、そのために現場にはどのような体制を構築する必要があるかを、実際の経験を基にお伝えします。また、地域住民のWell-Beingにもたらす効果について考察します。
【講師】BOLDLY 代表取締役社長 兼 CEO 佐治 友基氏
【プロフィール】1985年生まれ。2009年上智大経済学部卒、ソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)入社。営業部門の施策推進、新規事業の企画・提案などに従事。2016年、SBドライブ(現BOLDLY)を設立し、社長に就任。
▶講演4 14:45~15:15
レベル4の自動運転サービスの実用化を巡る海外主要国の動向
~米中欧における主なプレイヤーの開発動向と社会実装に向けた法規制など~
【概要】海外でもレベル4の自動運転サービスの実現に向けた動きが加速しています。米国や中国の一部地域では自動運転タクシーなどのサービス展開が始まっていますが、欧州でもドイツやフランスが法整備を進め、全土でレベル4のサービス解禁に向けて動き出しています。
本講演では、海外主要国における主なプレイヤーの開発動向のほか、その社会実装を支える枠組みである法整備の状況や、想定されているユースケースなど規制の概要をご報告します。また、新しい技術に対する社会受容性を高める上で重要な要素の一つとなる、事故時の責任の所在や保険の在り方ついても取り上げます。
このほか、SOMPOグループが参画する自動運転の実証実験についてもご紹介します。
【講師】SOMPOインスティチュート・プラス シティ・モビリティグループ 主任研究員 新添 麻衣氏
【プロフィール】2008年に現・損害保険ジャパン株式会社に入社。自動車保険の商品開発に8年間従事したのち、2016年より現職。“CASE”をはじめとした次世代モビリティに関わる国内外の市場動向、法規制等の調査・研究に従事し、官公庁からの調査受託、新聞等への寄稿多数。
▶パネルディスカッション 15:25~16:00
〈パネリスト〉
東京大学 須田 義大氏
経済産業省 福永 茂和氏
BOLDLY 佐治 友基氏
〈モデレーター〉
SOMPOインスティチュート・プラス 新添 麻衣氏
▶講演終了後、名刺交換会を開催する予定です。