【開催趣旨】
SDGs（国連の持続可能な開発目標）に対する産業界の関心がにわかに高まっています。
モノづくり日本会議としましても2007年の発足以来、「持続可能なモノづくり社会の実現」を
大きなテーマに掲げ、企業単独での繁栄ではなく、企業が社会貢献や環境保全、地域社会などに
主体的に関わりながら、社会および株主・顧客・協力企業といったステイクホルダーとともに
持続的に発展を遂げていく活動を後押ししています。
 
当会議のウェブ上でのセミナー（ウェビナー）は４月の「５G」に続き２回目となりますが、
今回は、こうしたSDGsも含めた企業の社会的な取り組みに焦点を当てた講演会を開催します。
講師は「企業と社会」論、サステナビリティ・マネジメント、さらにソーシャル・イノベーションなどの
研究の第一人者である早稲田大学の谷本寛治教授にお願いし、「『持続可能なものづくり』
の根本を考えるーサステナビリティ時代の経営学 」というテーマでご講演いただきます。
 
谷本教授は研究の一環として、企業と社会の関係に関わるさまざまな問題について、
学界、産業界、政府・行政、市民団体および外国の諸機関などと連携しながら学際的研究や議論、
人材育成を行うための「企業と社会フォーラム（JFBS）」という学会も主宰され、会長を務めています。
https://j-fbs.jp/index_japanese.html
 
本講演では、SDGsが生み出された背景やSDGsブームの課題、CSRの急速な制度化と形骸化、
さらに持続可能なモノづくりに求められること――といった内容を予定しています。
 
モノづくり日本会議の協賛会員の皆様にはウェビナーに無料でご参加いただき、
さらに双方向での情報交換ができるよう質疑応答の時間もご用意します。
参加者の皆様には講演中にご質問やご意見をウェブ会議システムのチャット機能を使って
文章でお寄せいただき、講演後の質疑応答セッションで谷本教授にご回答いただきます。
会員の皆様におかれましては、ぜひ参加登録いただけますようお願い申し上げます。
 
※事情によりスケジュールが変更される場合があります。
 
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【プログラム】
■15:00～16:30　講演
　「持続可能なものづくり」の根本を考える―サステナビリティ時代の経営学
　早稲田大学 教授 谷本 寛治 氏

■16:30～17:00　質疑応答

【開催概要】
日　時：2020年5月28日（木）
定　員：90名
参加資格：協賛会員限定（共同議長会員、常任幹事会員、幹事会員、一般会員）
　　　　会員企業については下記にてご確認下さい　
　　　　https://www.cho-monodzukuri.jp/memberNW
主　催：日刊工業新聞社、モノづくり日本会議