「空飛ぶクルマの実用化に向けた最新の開発動向と取り組み」(国際ロボット展会場内メインステージ)

関東
開催日時
2019年12月20日 13:30
開催場所
東京ビッグサイト
『空飛ぶクルマの実用化に向けた最新の開発動向と取り組み』 12月20日開催

 空飛ぶクルマの試験飛行が世界各国で行われ、開発競争が加速しています。日本でも昨年、 経済産業省と国土交通省が空飛ぶクルマの実現に向けたロードマップを産学官でとりまとめ、2023年の事業開始、2030年代以降の都市での人の移動を目標に掲げています。本シンポジウムでは、空飛ぶクルマの技術・事業開発の動向や国が目指す空の移動革命に向けた取り組み等を第一線で活躍する産学官の関係者が発表し、空飛ぶクルマの将来像や実現に向けた課題等を議論します。

■講演
【13:30~14:00】
「空飛ぶクルマの世界動向と技術的、制度的課題」
 小型の電動垂直離着陸機は「空の移動革命」として世界中で開発が行われている。その技術的課題と飛行させるための制度的課題を概観する。
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東京大学
未来ビジョン研究センター
特任教授、名誉教授
鈴木 真二氏

 豊田中央研究所の後、東京大学航空宇宙工学専攻助教授、教授を経て、現在東京大学未来ビジョン研究センター特任教授ならびに名誉教授。航空宇宙学会43期会長、国際航空科学連盟会長、福島ロボットテストフィールド所長など。

【14:00~14:30】
「空の移動革命に向けた政府の取組」
 世界中で様々なプレイヤーが人を乗せて移動できる「空飛ぶクルマ」のプロジェクトを立ち上げ、社会実装に向けた研究開発や規制の議論が進んでいます。日本において「空飛ぶクルマ」を実現していくためには、「民」の構想や技術開発の見通しをベースに、「官」が適切にルール作りなどの支援を進めていくことが重要です。経済産業省は、国土交通省とともに昨年8月より「空の移動革命に向けた官民協議会」を開催し、昨年12月にロードマップを取りまとめました。本講演では、世界の空飛ぶクルマの状況や、日本における現状と課題、官民協議会の開催やロードマップ、今後の取組の方向性について紹介します。
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経済産業省 製造産業局総務課長
藤本 武士氏

 平成4年経済産業省入省。平成21年日本貿易振興機構(JETRO)シンガポール産業調査員、平成25年通商政策局国際経済課長、平成27年資源エネルギー庁電力・ガス事業部ガス市場整備課長、平成28年資源エネルギー庁電力・ガス事業部ガス市場整備室長、平成29年貿易経済協力局通商金融・経済協力課長、平成29年貿易経済協力局総務課長を経て、現職。

【14:30~15:00】
「ヤマトの『空飛ぶトラック』がもたらす未来とその開発」
 ヤマトHDの描く「空飛ぶトラック」とはどのようなもので、その実現がもたらす未来とはどのようなものか。開発の現状と今後の展望そして、物流企業であるヤマトがその開発に本気で取り組む理由をプロジェクトリーダーが解説する。
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ヤマトホールディングス株式会社
社長室 eVTOLプロジェクト チーフR&Dスペシャリスト
伊藤 佑氏

 ヤマトホールディングスのeVTOL(通称「空飛ぶトラック」)プロジェクトにおいて、プロジェクトリーダーを務める。The Vertical Flight Society(国際垂直離着陸機協会:旧AHS International)および日本ヘリコプタ協会会員。

【15:00~15:30】
「日本発 空飛ぶクルマ”SkyDrive”の開発について」
 有志団体からスタートし、多くの方々から支援を受けながら発足したCARTIVATOR/SkyDriveが2020年のデモフライト、2023年の事業化に向けた展望と現状をお話します。
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株式会社SkyDrive代表取締役、有志団体CARTIVATOR共同代表
福澤 知浩氏

 東京大学卒業後、2010年トヨタ自動車に入社。2017年福澤商店株式会社を設立し、コンサルティング実施。2012年に発足した『空飛ぶクルマ』の開発活動『CARTIVATOR』の共同代表を務め、開発加速と事業化を見据え、2018年7月に株式会社SkyDriveを設立。

【15:30~16:10】
■パネルディスカッション「空飛ぶクルマで生活や社会、ビジネスはどう変わるか」
空飛ぶクルマの具体的な利用形態や実現するための安全対策、産業構造や地域特性を踏まえた日本の長所・短所などについて議論し、空飛ぶクルマの実現でわたしたちの生活や社会、ビジネスはどのように変化するのか探ります。
<パネリスト>
藤本 武士氏(経済産業省)
伊藤 佑氏(ヤマトホールディングス株式会社)
福澤 知浩氏(株式会社SkyDrive、CARTIVATOR)

<モデレーター>
鈴木 真二氏(東京大学)


開催概要
開催日時:2019年12月20日(金)13:30~16:10
開催場所:東京ビッグサイト西4ホール内 メインステージ
定  員:500名(参加無料)
主  催:モノづくり日本会議


申し込み
2019国際ロボット展への「事前登録」(無料)が必要となります。
以下のURLからご登録をお願い致します。
https://www.event-expo.jp/robot2019/regist/


(展示会概要)
 2019 国際ロボット展」は、「ロボットがつなぐ人に優しい社会」をテーマに、人とロボットが共存・協働する社会を目指して開催いたします。会期中は、国内外より最新のロボットが展示されるほか、AI、ICT、要素技術などロボットに関わる技術が一堂に展示されます。
主催:一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社
後援:経済産業省、 厚生労働省、 農林水産省、 国土交通省、 総務省、文部科学省、日本商工会議所、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、日本貿易振興機構(JETRO)、NHK 〈順不同、一部申請中、法人格略〉
会期:2019年12月18日(水)~ 21日(土)
会場:東京ビッグサイト 青海・西・南ホール
入場料:1,000円 ※事前登録者および招待券持参者、中学生以下は無料
詳細:https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/


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