新産業・ビジネス創出/ビジネスモデル構想力向上検討事業

 「新産業・ビジネス創出/ビジネスモデル構想力向上検討事業」は、次世代技術や産業創出の要素として期待される「ロボット」、「AI」、「新産業技術」をテーマに、現在、3つの活動を展開しています。

 各活動では、専門家や有識者の方々を講演者やコーディネータとしてお招きし、研究会、セミナー、シンポジウムなど、さまざまな形式にて実施しており、会員企業を始め、多くの方々にご参加いただいています。

 

ロボット研究会
概 要

 ロボット技術の発展とサービスロボット産業の創出を目的として、「ロボットテクノロジーを活用した新たな社会システムづくり」をテーマに、ユニバーサル社会、AI、IoT、ビッグデータ活用など、多様な角度から研究会を開催します。

開催例

●ロボット研究会(2021年6月10日開催)
テーマ:「協働ロボットの現在・未来」
 従来の産業用ロボットはほとんどが工場内に設置され、稼働中に人に接しないよう柵に囲まれていました。それに対し、人に接すると動作を停止するなど安全性を高めた協働ロボットは、人に近い場所で作業を行え、加工・組み立て以外の分野にも活動の場が広がっています。ロボットSIer(システムインテグレーター)、ソフトウエア、ロボットメーカー、代理店というそれぞれの観点から、今後の発展の可能性を探りました。
 
・講演1「業務効率化の道具としての協働ロボット導入の課題とポイント」
   坂本 俊雄 氏(i-RooBO Network Forum 会長、IATCプロデューサ)
・講演2「物流現場におけるロボティクス、ロボットピースピッキングシステム『RightPick』」
   飯寺 亮介 氏(オカムラ 物流システム事業本部 マーケティング部 プロモーション企画課 シニアコンサルタント)
・講演3「KUKA 協働ロボット LBRiiwa の紹介」
   熊澤 心太郎 氏(KUKA Japan セールスエンジニア)
・講演4「協働ロボットの期待と可能性」
   渡邊 健太 氏(住友商事マシネックス メカトロニクスイノベーション本部 ロボティクス推進室)

 
AI研究会
概 要

 本研究会では、過度のAI万能論やAI脅威論に陥ることなく、地に足の着いたAIと人間との「相互理解」や「役割分担の明確化」を通して、ビジネスや社会課題の解決に取り組む先進事例などを紹介するとともに、米国や中国がAI覇権を進める中で日本の産業がAIをうまく活用しながら、強い存在感を持って生きる道も探っていきます。
 近年、ディープラーニング(深層学習)の導入が企業でも一層と進み、第3次ブームが巻き起こっています。人間とAIが協業を進める上で、得意分野を補い合い、協調して問題解決に取り組むため、先進企業を中心に事例を紹介します。

開催例

●AI研究会(2021年2月24日開催)
テーマ:「ニューノーマル時代で企業が成長するためのAI活用」
講師:保科 学世 氏(アクセンチュア ビジネスコンサルティング本部 AIグループ日本統括 マネジングディレクター)
 デジタル変革(DX)が急速に進む中、人工知能(AI)技術は中核技術として期待されています。AIを本格導入する際の課題について考えました。

 
新産業技術促進検討会
概 要

 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の協力のもと、今後成長が期待される分野の技術や市場の動向を把握することで、参加企業のビジネスチャンス創出を図ります。バイオマス、材料技術、IoT、エネルギーなど、豊かな社会づくりへの寄与が期待される分野の先端的な技術開発成果など、今後の発展が期待される分野をテーマに取り上げています。
 本検討会を通じて、最新の技術開発の動向や市場の方向性といった知見を共有化することで、新たなビジネス創出につなげるとともに、今後のモノづくりの進むべき道を探ります。

開催例

●第35回(2021年9月29日開催)
テーマ:「ポスト5Gが切り開く未来」
 第5世代通信(5G)は各国でサービスが始まっていますが、さらに超低遅延や多数同時接続といった機能が強化された「ポスト5G」は、多様な産業用とへの活用が見込まれています。NEDOが取り組むプロジェクト「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の報告を中心に議論しました。

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●第34回(2021年8月31日開催)
テーマ:「ロボット活用拡大に向けた最新の取り組み」
 ロボットの活用領域拡大に向けてNEDOが進めてきたプロジェクトのこれまでの成果や課題などについて、各プロジェクトのメンバーがパネルディスカッション形式で議論を進めました。

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