新産業・ビジネス創出/ビジネスモデル構想力向上検討事業

当事業は、次世代技術や産業創出の要素として期待される「ネイチャー・テクノロジー」、「ロボット」、「新産業技術」、「農商工連携」をテーマに、現在、4つの活動を展開しています。

  • ネイチャー・テクノロジー研究会
  • 新産業創出検討会 新産業技術促進検討会(分科会)
  • 新産業創出検討会 農商工連携勉強会(分科会)
  • ロボット研究会

各活動の概要、開催例(テーマ、内容等)の通り、専門家や有識者の方々を講演者やコーディネータにお招きし、研究会、セミナー、シンポジウム等、様々な形式にて実施しており、会員企業を始め多くの方々にご参加いただいています。

ネイチャー・テクノロジー研究会
概 要

「ネイチャー・テクノロジー」とは、自然環境や生態系の中で検証が繰り返されてきた完全な自然循環を科学的な目で分析し、生態系の模倣によって必要なモノを新たに創り出し、新しいモノづくりや暮らし方を提案するアプローチです。
本研究会では、自然に学ぶ技術の研究と普及における日本国内の第一人者である東北大学名誉教授の石田秀輝氏のコーディネートのもと、ネイチャー・テクノロジーの卵となる研究成果を示し、その内容をもとに、いかに自然のメカニズムやシステムを活用したモノづくりができるかについて継続的に検討しています。
また、会員企業十数社が参加する幹事会を定期的に開催しており、環境制約下における心豊かなライフスタイルの模索と、それを実現するためのモノづくりのあり方を検討・議論する場となっています。
幹事会での成果は、環境制約下でも心豊かに暮らせるライフスタイルを実現するために必要なネイチャー・テクノロジーの創出に向けた課題やその解決策を示すシンポジウムを100名規模の参加枠で開催しています。シンポジウムの開催を通じて、広く一般への認知を図るほか、関係省庁や自治体などに向けても、情報を発信しています。

開催例

●第10回(2015年3月6日開催)
テーマ:「自然と長寿の人と企業から考えるネイチャー・テクノロジー
      ~心豊かな暮らし方・働き方を支えるモノづくり~」
今後、環境制約が厳しさを増すなかえ、いかに持続可能な社会の実現を目指していけばよいのか。暮らし方、企業のあり方について、心の豊かさ、長寿、モノづくりをキーワードに探りました。

●第9回(2014年12月18日開催)
テーマ:「心豊かな暮らし方のかたちと地域デザイン」
環境制約を想定した上で、バックキャスト思考によって心豊かなライフスタイルを描き、ビジネスの構築や施策立案に取り組む試みが始められています。そこで企業や自治体の事例を交え、今後のビジネスや地域デザインのあり方を探りました。


新産業創出検討会 新産業技術促進検討会(分科会)
概 要

本検討会では、新エネルギーやナノテクノロジー、環境技術、電子・情報通信、バイオテクノロジーなど、成長が期待される分野の技術や市場の動向を把握するとともに、今後期待されている分野を取り上げます。
実施に際しては、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のご協力を得て、最新の技術開発の動向や市場の方向性などについて紹介し、知見を共有化することで、新たなビジネス創出につなげていくことを目指すとともに、先進企業の事例を学び、情報や目的意識を共有し、また様々な議論を通じて今後のモノづくりの進むべき道を探っています。
本検討会は、会員企業や主催者関係者を中心に100名程度の参加枠で実施しています。旬なテーマについては、参加枠を拡大し、会員企業以外の方々にもご参加いただけるシンポジウム形式で実施していきます。

開催例

●第4回(2015年4月13日開催)
テーマ:「NEDOにおけるディスプレイ分野のロードマップ」
フレキシブル・透明、インタラクティブ、及び、拡張現実感といった今までとは異なった切り口からディスプレイ分野の新たな方向性についてご講演いただきました。

●第3回(2015年1月21日開催)
テーマ:「製造業において、今後、IoT/CPSに対して求められる課題と取り組み」
IoT(モノのインターネット)の広がりには、実世界とサイバー空間が緊密に結合されたシステムであるCPS(Cyber Physical System)の進展がカギを握っています。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の取り組み、製造業におけるIoT/CPSの活用と最新課題から、今後の展開を探りました。

新産業創出検討会 農商工連携勉強会(分科会)
概 要

地域産業の中核となる農林水産業とモノづくり企業の連携強化を図る場を設定・運営しています。
新たな産業・ビジネスの萌芽となるような農商工分野の連携や異業種参入の事例を広く紹介し、生産、加工、流通の垣根を越えた産業創出の動きを活発化しています。

開催例

●第4回(東京会場:2014年9月18日開催、大阪会場:2014年10月15日開催)
テーマ:「産業技術を活用したこれからの農業のあり方」
農林水産省は、産業界の力を積極活用して農業生産のコスト削減や、農業経営の新しいビジネスモデル開発などを目指す「農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」(先端モデル事業)を展開しています。
そこで、先端モデル事業に採択されたプロジェクトを例に、農業界と産業界との今後の連携の姿を探りました。

●第3回(2013年10月4日開催)
テーマ:「植物工場実用化の実際と最新動向」
経済産業省や農林水産省、植物工場プロジェクトを展開する千葉大学、運営や設備製造などに取り組む民間企業といった各方面から講師としてご登壇いただき、植物工場ビジネスの浸透に向けた検討を多角的に展開しました。


ロボット研究会
概 要

本研究会では、ロボットテクノロジーの発展とサービスロボット産業の創出を目的として、「ロボットテクノロジーを活用した新たな社会システム」を大きなテーマに掲げ、事例検証会やセミナーなどを展開しています。
過酷災害下での活動を想定したロボットの開発状況について検証し、これからの無人化技術のビジネス化に向けた可能性を探るほか、医療・介護ロボット、移動型ロボットなどサービスロボット分野の最新動向を広く取り上げています。
研究会活動では、会員企業を中心に100名程度の参加枠で実施しています。また、特別講演会やセミナーは、東京都内以外でも100名規模で開催しています。

開催例

●研究会(2015年3月13日開催)
テーマ:「気持ちを知ることが新たな価値を生む~人間とロボットの関係を変える注目技術~」
脳波による感性の取得、音声による感情認識、脳波でシステムを操作するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)といった技術の最新成果から、ロボットビジネスへの活用のヒントを探りました。

●特別セミナー(2015年1月18日開催)
テーマ:「災害に立ち向かうレスキューロボットが築く未来」
阪神淡路大震災を契機に研究が活発化した災害救助ロボットの開発や、災害現場で実用化されつつあるロボット技術の現状、次世代へ向けた取り組みを、3名の研究者が最新の動向を交えてご講演いただきました。また、会場では、レスキューロボットのデモンストレーションも行われました。